□違えられた約束 重ねられた嘘□
凶刃に倒れたのは大切な存在だったはずの貴方
その腕に抱くのは何よりも守りたかったはずの貴方の亡骸
ああ、第三の娘との約束は違えられた
『どうか私を許さないで』
貴方達をこんな運命へと導いた私を決して許さないで。
貴方を愛したが故に私は貴方を殺した
貴女を愛したが故に私は貴女に嘘をついた
誰よりも愛した貴方達を、守りたかったのに。
どうか、約束を違えた私を許さないで。
どうか、嘘を重ねてしまう私を許さないで。
『さよなら、優しい思い出』